DAY 367 The dyspeptic night.

朝食の後に昨夜ちょっと仲良くなった滞在客たちが一斉にチェックアウトしていった。みんな出て行ったなあと同室のアメリカ人の男と話していると「おれもコロンビア人の友達が一日早くマニサレスに来ることになったからホステルを移動することになったんだよ」だって。「女の子か?かわいいんか(憤怒)?」と聞くと無言で親指を立てられた。

マニサレスと言ったらコーヒー農園で有名らしいのだがちょっと離れたところにあるらしいので面倒で行く気にならない。スーパーでクミンが安く売っていたのでカレーを作ってたらふく食べてから散歩に出かける。

しかしマニサレスという街は坂が多い、ケーブルカーを通しているくらいだから当たり前の話なんだけど。あまりにアップダウンの多さにちょっとうんざりしてセントロにある教会を覗いて宿に戻る。

日が暮れて金曜の夜だから盛り場にでも行ってみるかなと目抜き通りを歩く。ディスコのひとつでもあれば入ってみるつもりだったが見つかるのはカジノばかり。郊外の丘の上にかわいこちゃんが集まるディスコがあるという話は聞いていたが名前がわからないのでタクシー拾っていくのもなあ、面倒臭えなあ。

小一時間ほど歩いて喉が乾いたので宿の近くのバーでビールを頼む。マスターらしき親爺が「ここから先(セントロ方面)は危ないから止めとけ」と親切に忠告してくれた。だよなあ、ちょっと雰囲気変わるもん。

大人しく宿に戻るとリビングの照明はすでに落とされていた。ドミトリーのほうも12時前だが皆もう寝ているようだ。全く眠くないのでラップトップ片手に真っ暗なリビングのソファに寝転がる。なんとなく消化不良の夜だ。

 

The Strokes – Tap Out

ポートフォリオに Santa Clara を追加しました。


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