DAY 340 Solo Again.

バスでは後ろの席のヨーロピアンの女の子たちが高い声で笑いまくるのが鬱陶しかったがイヤホンを付けて音楽を流したら気にならなくなり驚くほどぐっすり眠れた。サンタ・クララには定刻で到着した。ビアスール、何度も乗ったけど今まで大幅な遅れなし。

今まではバスを降りると予約していたカサから迎えが来ていたり躊躇なくタクシーに乗り込んでいたがそれは二人だったから。地図を見るとセントロまでは20分、余裕で歩ける距離じゃん。カサの看板を出している扉をノックして値段を聞きながら歩く。やはり25CUCが相場のようだ。

「一人だからね、ベッド二つも広い部屋も要らないから安いとこがいい」と何度目かの説明をすると目標の二泊で35CUCまで下げてくれた男がいた。案内された部屋の第一印象は「ラブホですやん」、壁もベッドカバーも全てピンクの部屋でとどめに壁には騎乗位がモチーフの抽象画。いいね、ここまであからさまだとむしろ気に入ったよ。

バスターミナルに戻って明後日のハバナ行きのチケットの予約を済ませてからコメドール探し。最初に見つけたところに飛び込んだらキューバに来てから一番美味い小豆ご飯だった。「明日もやってるの？」と聞くと「明日は日曜だから休みよ」との答え。うーん、明日は飯に苦労しそうな予感だ。まあいいや、一人だしなんとでもなるさ。

Aerogramme – Indiscretion#243