DAY 332 Merry-Go-Rounds-By-Hands

途中で買ったサンドイッチを頬張りながらバスターミナルへ。最近は観光客が多くバスチケットは売り切れになることも多いと聞いて朝一にやって来たのだがウェイティングリストに名前を書かされてしまった。今日のサンティアゴ・デ・クーバ行きの便にはリストの全員が乗車出来たらしいが果たして大丈夫なのか。

カサに戻って洗濯を済ませ、近くのカフェテリアにアイスを買いに行く。残念ながらチョコレートは無くストロベリーだけだったが味よりも安さが魅力なので問題ない。昼飯を食べ出ようかと思った頃ににわか雨が降り出したが一時間もしないうちに止んだ。

夕方、ぶらぶらとカメラを持って散歩していると昨日バスの中から見た遊園地を偶然発見したので中に入る。外国人観光客の姿はまばらだがキューバ人の子供連れがたくさん遊んでいた。そして驚くことに半分くらいの遊具は手動で動いている。電動じゃなくて手動だ。試しに幼児用の小さなメリーゴーランドに乗ってみたらおっさんがすごい勢いで回してくれ、危うく遠心力で吹っ飛びそうになったくらい。

他に本格的なゴンドラみたいな遊具もあったが見るからに錆びていて整備は大丈夫なのかちょっと不安になる外観だった。それが垂直になるまで振り子運動を繰り返しているのは命の危険的な意味でスリルを感じる。さすがにこっちはちょっと乗りたくねえな。

遊園地を後にして歩いていると爺さんが軒先で葉巻を売っていた。値段を見てちょっとびっくり、12本で1ドルって安すぎて訳わからん。コイーバとかブランドものじゃないにせよ、嗅いでみたら香りも悪くないし一ダース買って歩きながら一本吸ったら味も悪くなかった。

夕食はロブスター・リベンジ。昨日より早い時間にレストランを訪れると中国人の団体がひしめき合っていて今日も売り切れてるかもしらんと不安になったが店員のおばちゃんに聞いたらまだロブスターの在庫はあった。運ばれてきた肉厚のロブスターのグリルは食べる前から「こんなん絶対に美味い」と確信させるくらい美味そうで、実際もんのすごく美味かった。

Ponytail – Beg Waves