DAY 331 The sun called off his strike.

アラームを解除して二度寝しないよう注意しながら脳が起動するのをじっと待つ。耳を澄ますとしとしとという音が聞こえ、もしやと思い煙草を持って外に出たら小雨と言うには勢いが強すぎる雨。もう溜息も出ない。

日本に送る荷物をカサに預けたら久々に身軽になった。トリニダー行きのバスは少し遅れて出発し、途中で何度か休憩を挟みながら東へ走る。昨夜は同室の男性がほぼ同業者で年齢も同じとわかって盛り上がりかなり夜更かしをしてしまったため車内ではずっと眠っていた。雨はいつの間にか上がっていた。

トリニダーのパルケで降りると予約していたカサからシクロタクシーが迎えに来ていた。カサに荷物を降ろして明後日のサンディアゴ・デ・クーバ行きのバスのチケットを買いに行ったが窓口が一時間早く閉まってしまったため明日の朝に出直しだ。とりあえずぷらぷらとそのへんを散歩することにする。

トリニダーの町は小さいとは聞いていたがその小さい町に驚くほど多くの旅行者が訪れていた。通りを見ていると地元の人と旅行者の割合は1:1、気持ち旅行者のほうがちょっと多いくらい。さすが町全体が世界遺産というだけある。そしてハバナと比べて町全体が穏やかで地面もぬかるんでいないので歩きやすくストレスが少ない。あ、5日ぶりに太陽が見えた。

一旦カサに戻って少し眠り、暗くなってからロブスターが安く食べられるレストランへ。自分たちの直前に団体客がロブスターを大量に注文してくれやがったので豚肉のチーズ焼きを注文。うん、美味い。明日の夜もっと早い時間に再訪して絶対にロブスターを食べなければと決心させるにはじゅうぶんだった。

 

System 7 – Chiringuito


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