同室の男性から「親子丼を作らないか」と誘われメルカドへ。鶏肉、卵、野菜を買い込み宿に戻り準備を始めた。
鶏肉を骨から切り離そうと苦戦していると隣からうわっという声、そして悪臭。流しには割った瞬間粉々になったのであろう変色した黄身の残骸が散乱していた。卵売ってたおばちゃん、「産みたてだよ」とか言ってたのに。騙された。
急遽近所の鶏を飼っている家に卵を買いに行って事無きを得て、親子丼自体はとても美味しかった。しかしあの鼻が曲がりそうな臭いは美味しさを堪能した後もしつこくずっと鼻の奥にこびり付いた。腐りかけではなく完全に腐りきったものの臭い、その強烈な存在感はしばらく忘れそうにない。
Fuck Buttons – Colours Move
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