DAY 276 Nothing to intercept.

夜のフェズ行きのバスに乗るまで暇なのでぶらぶらと歩く。このメルズーガの手前にあるハシラビードの街はとても小さく、ちょっと歩いただけですぐに何も無くなる。そのひたすら広がる何も無さが心地良くて一品道をひたすら進む。

空が広すぎる。時折吹き寄せる風はからからかつさらさらと乾いている。こんな気持ちのいいところだと知っていたらもっと長く滞在したかった。エッサウィラでだらだらしすぎたのだ、後悔先に立たずとはよく言ったもので。ああ、何も無え。

 

Eddie Harris – Space Commercial


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