テラスで目覚めの一服を吸いながら考えていた。違うところに移動するべきかイスタンブールにもうちょっと滞在するべきか、と。パムッカレ?カッパドキア?トラブゾン?興味が無くはないがどれも絶対に行きたいってほどでもない。それに明日から始まるFOTOISTANBULという写真展がすごく気になるし、どうしよう。
もにゃもにゃと考えているとホテルのスタッフが「朝食一緒に食べないか?」と声を掛けてくれた。断る理由なんて無いのでスタッフのトルコ人男性とそのガールフレンド、そしてホステルの手伝いをしているシリア人の若者と一緒のテーブルについた。
パンやらサラダやらを頂きながら「もうちょいイスタンブールに滞在しようか迷ってんだよねえ。面白そうな写真展も明日から始まるしさ」と話すとガールフレンドが「FOTOISTANBULでしょ。知ってるわ」という反応。「クーデルカ知ってる?日曜の夜にトークショーあるらしいよ」と言うと「もちろん。私も予定が無ければ行くからね」と返された。
彼女は今はもう止めてしまったが写真の仕事やプロジェクトに関わっていたらしい。二人で公式HPを見ていたらポートフォリオ・レビューが開催されるという記事を見つけて「参加してみたら?」と薦められる。むむ、ただ旅行先の写真を撮ってるだけで何もまとめきれてないしこれはちょっと保留。
話し終わるとイスタンブール滞在を延長する気満々になっていた。二段ベッドの上段と下段の距離が近すぎていつも上段の底に頭を打ってしまうこと以外ホステルの居心地は最高だしケバブしか食ってないけど周辺の飯屋も美味いし、その上FOTOISTANBULの会場は全てベシクタシュ周辺に固まってるし。よし、早速延泊ぶんの料金を払ってしまおう。
United Peace Voices – Michel Rimpoche
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