DAY 216 A salt lake is drying up.

タブリーズでもう一泊するべきか昨夜から迷っていた。アルメニアから一緒に来た同室の男の子はチェックアウトして同じ宿に滞在している大学生二人と一緒にウルミアの塩湖にキャンプしにいくらしい。自分も誘われたが遠慮した、そんな元気がないのです。でも自分もチェックアウトして移動するとしよう。

行き先に迷ったのでバスターミナルへ。ターミナルに着いて親切なおっさんが「どこに行きたいの?」と聞いてきて自分の口から咄嗟に出てきた言葉は「イスファハン」だった。そのままバス会社の窓口に案内されて夜行バスのチケットを購入。

バス会社が荷物を預かってくれたので身軽になった。さて、夜までどうしよう。時刻は14時、ウルミア行きのバス会社に行ってみると今まさにバスが出ると言われてとりあえず乗ってみた。ウルミア湖まで片道1時間半、往復3時間。バスターミナルには18時半までに戻ってこなければならないので結構ギリギリだがなんとかなるだろう、いやなってくれないとすごく困る。

ウルミア湖を突っ切る道路の真ん中らへんでバスから降ろしてもらった。おお、アホみたいな感想だがすんげえ白い。海水浴ならぬ湖水浴をしている人たちのところまで行ってみると膝くらいまでの深さでパシャパシャしていた。遊びに来ていた女の子曰く「昔はもっと水があったのよ!正直期待はずれだわ」とのこと。

時計を見るともう16時を過ぎていた、帰りも1時間半と考えるとそろそろ帰りのバスを拾わなければ。近くに警察の検問があったのでそこでタブリーズ行きのバスを声を掛ける許可をもらったがなかなか捕まらない。警察の若い男が手伝ってくれて17時ごろようやくタブリーズ行きのバスに乗ることが出来た。

バスは満席だったので運転手横の補助席に座り、あとはひたすら時計とにらめっこ。18時半ジャストにバスターミナルに着いて夕食を食べる暇もなくそのままイスファハン行きの夜行バスに飛び乗った。こんなバタバタするなら塩湖に行かなきゃよかったなと溜息が出る。が、有名なボリビアのウユニに行くかまだ未定だし行ってよかったのか。なんにせよ疲れる一日だった。

 

Prins Thomas – Wendy not Walter


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