DAY 157 A woman dived to the gutter with her dog.

ビザの申請も全て終わったし、特に出かける用事もない日。朝早く起きることが出来たらトクモクに行こうと思っていたが目覚めて12時すぎだとわかった瞬間にやる気はゼロになった。

ベッドの上から動けないし飯を食うのも面倒で、でも何もしなくても腹は減っていく。さすがに晩御飯まで耐えるには長すぎたので観念して買い物に出かけたのだが強い日差しに5分でノックアウト。近所のスーパーに行くことすらできずに団地の小さな売店で用を済ませた。

晩御飯を食べ終えてお茶を飲んでいたらもう日付が変わりそうだった。これはいけない、今日は一枚も写真撮ってないぞと近所を散歩しに出かける。そういえばビシュケクに来てからこんな遅い時間に出歩くのは初めてだ。

「酔っぱらいが多いから絡まれないように」とか「バックドロップ強盗がいるらしいから気をつけて」とアドバイスをもらったので始めはちょっとビクビクしていたが、大通りに出て一番最初に見かけたおばちゃんのせいで一気に気が抜けた。

ビシュケクの側溝は常に水量が多く、流れもかなり速くて時々氾濫しているものすらある。おばちゃんが散歩させていた大きい犬が側溝に落ちている何かを見つけて凄い勢いで飛び込み、リードを持っていたおばちゃんも煽りを食ってダイブ・トゥ・側溝。

結構深かったらしく全身ずぶ濡れになったおばちゃんと隣ではしゃぎまくっている犬、そして近くにいたカップルはその一部始終を目撃しちゃって大笑い。拍子抜けするほど平和な、週末の夜だった。

 

The Delgados – Lazarwalker


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