昨夜、中央アジアを周ってきたという宿泊客の女の子と話して向かう先を決めた。とりあえずキルギスに行って、後のことはそれから考えよう。そう決めてしまうと一気に気が楽になった。
キルギスに向かうにはイスタンブールから飛ぶのが安くて手っ取り早い。元々イスタンブールまで南下する予定だったし、とりあえずキルギス行きのチケットを買ってしまいフライトの日程に合わせて移動する計画を立てようとした。
だがセルビア経由で行くかとかクロアチアからボスニアを通って行くかとか、どうせならマケドニアに寄りたいとか考え始めたらきりがない。池袋ウエストゲートパークの長瀬ばりにめんどくせえと叫びたくなるくらい煮詰まったところで同じ部屋の同い年の男性が「飛んじゃえ飛んじゃえ」と一言。
そこからは早かった。検索するとペガサス航空を使えばブダペストーイスタンブールービシュケクでいけるし、めっちゃ安くはないが納得できるお値段。支払いボタンが押せなくて少してこずったが明日のチケットを無事購入することが出来た。
飛行機でいろいろすっ飛ばして、しかも一気にキルギスまで飛ぶなんて想定外の外だった。衝動的あるいは発作的な行動だなと我ながら思うが、もう考えたり迷ったりしなくていいのだ。まるで新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝みたいにすっきりとした気分、身体が軽い。
Gerry Read – Be Pushin (She)
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