DAY 062 My motivation is going flat.

昨日夕食を食べたレストランで朝食兼昼食を。また腹の調子がよくないので(夜は十分涼しかったのにファン回しっぱなしで寝たせいだ)カレーは回避してサンドイッチとオムレツを頼んだ。

料理が来るのを待っていると一人の若者が相席してきた。洒落た黄緑色のシャツの袖口にはシルバーのカフスボタンが光り、手にはbeatsのヘッドホン。彼はテーブルに置いてあったカメラに興味があったらしくいろいろと質問してきた。

しかしその質問内容が「ISOはどんぐらいまで上げれる?」となかなかにマニアック。彼はアート専攻の大学生らしく、夜間にISO12800ぐらいまで上げて撮影しているらしい。そして彼の祖父や父親はドイツやオランダなどに住んでいたらしく一番得意なのは英語で、来年にはオーストラリアに留学するという。「この国は観光で来るにはいいんだけどね」と言う彼の表情にはジレンマが見え隠れしているようだった。

レストランを出てそのまま湖の周りを歩く。途中からしばらく一匹の野良犬が後ろをついて来たが人の多い場所に出て後ろを振り返るといなくなっていた。ざっくり半周したところで市街地に出たので適当に通りの方へ。

通り沿いに並ぶ商店のラインナップはインドと比較して小奇麗なモバイルショップやコンピューターショップが目についた。人々の服装もこざっぱりと垢抜けていて、裸足で歩いている人も滅多に居ない。あとトゥクトゥクのドライバー以外の人間が近づいてくる時の要件は大体マリファナだった。

再び湖のほうに戻りてくてくと歩く。身体はもうスリランカに来ているのに頭の中はまだインドで、そのせいで妙な違和感がずっと続いている。慣れるまではもう少し時間がかかりそうだなと考えながら宿に帰ると夕立が降り始めた。

日が暮れてから少し離れたレストランへ。看板にパスタの文字があり、腹がずっとウォーターリングなのでどうしても食べたかったのだ。ボロネーゼを頼んで席につくと隣のテーブルの白人老夫婦の旦那さんが声を掛けてきた。

イングランドから来たという二人は二度目のスリランカらしく、お薦めの町や観光地を尋ねると「全部いい!」とあまり参考にならない回答だった。スリランカの後はタンザニアに向かうと行ったら旦那さんは興奮した感じで「エチオピアにも行くか?」と聞いてきた。今のところ行くつもりと返すと「おれはエチオピア10回行ったぜ!」と自慢げで是非行くべきだと猛プッシュ。

いかにもレトルトソース使いました的ボロネーゼを食べ終えて宿に戻った。明後日までキャンディだけど仏歯寺はそんな興味もないし入場料も高いし、とりあえずのんびりしますか。あと明日起きたら腹の調子が良くなっていることを祈るのみ。

 

OGRE YOU ASSHOLE – また明日


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