DAY 060 I’m full of India.

昼食の後にBataのショップへ。普段履いているサンダルが左右両方ともハンピ初日で親指の付け根部分の鼻緒がすっぽりと抜けてしまい、一応元に戻せるもののそれ以来抜けやすくなってしまったので新しく調達しに来た。沖縄の島草履は履き心地は最高なのだがちょっとしたトレッキングには向かなかった(当たり前だ)。

いくつか試履させてもらい少々値は張ったが1000ルピーで購入。三点固定なので今までよりも走破性は高くなった。暖かい国を中心に回っていると必然的にサンダルで過ごすことが多くなるのでこいつには出来るだけ頑張って頂きたい。

すぐ行ける距離なのにまだ行っていなかったマドゥライのシンボルでもあるミーナクシ・テンプルへ。東西南北の門というか塔をぐるっと回って見て満足してしまい中には入らず。薄々気付いてはいたのだがどうも自分は寺院や遺跡にそこまで興味がないらしい。

インド最後の夜だが頼んだ料理は昨夜と同じベジ・ヌードル。インド料理は好きなものもたくさんあるが正直ちょっと飽きてきてしまった。ハンピではパスタやピザなどを時々食べることが出来たが最近はずっとご無沙汰だし。日本食が恋しいわけではないが(食えるチャンスがあれば是非食いたいけど)たまにはスパイシーじゃないもん食いたい。

明日の昼過ぎにはスリランカのコロンボだ。一ヶ月以上滞在したインドを離れる実感なんて全然ないけど、自分はいわゆる「好きになってハマって何度でも来たい」か「最悪だった、二度と来たくない」のどちらなのだろうか?

デリー、バラナシ、ガヤなどの北部のコアなところを避けてゆるく旅行してきたのだが特にこれといって嫌な体験はしなかった。印象的だったのは目が合えばにやっと微笑んでくれるインド人たちで、タイが微笑みの国と呼ばれているが自分としては断然インドを推したいくらい。

でもハマっているかと聞かれたらそんなこともなくて、衛生面や気候などはそこそこタフな国であることは確かだから毎年とか隔年で来ることはないだろう。ラダック・ザンスカール地方には今度行ってみたいけどね。それにまだまだ行ったことのない行ってみたい国は山ほどある。

でもこれからアフリカやヨーロッパを旅行している最中にこの国を懐かしく思い出すことは間違いない。全てがあからさまなくせに理解するには時間がいくらあっても足りない国というのが自分の率直なインドの感想だ。

Netsky – Memory Lane


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