DAY 044 the Remains of the Past

昼過ぎから昨日再会した日本人の男性と一緒にバイクをレンタルして周辺をのんびり走り回った。バイクに乗ったのはラオスのバンビエン以来だったがやはり気持ちがよい。ヘルメットって大事だけどこの開放感を知ってしまうと夜な夜な暴走する若者たちの気持ちが少しわかるかも。いや、改造マフラーの爆音は理解できないのでやっぱわからん。

タンデムしている彼は何度もゴアを訪れているのでビーチ以外のいろんな場所に連れて行ってくれた。漁港も面白かったし評判のシェーク屋も美味しかったが、一番堪能できたのはHILLTOPというクラブの近くの小高い丘だった。

斜面には以前開催されたイベントが終わったあとで放置されたらしい着色された岩がごろごろと転がっていて、でもミスマッチな雰囲気はまるでなかった。

そのまま丘の上を適当に散策していると階段が見えたので上がってみたらだだっ広い開けた平地になり、奥に進むと何かの建物の土台だけが残されている。かつてはこの丘の上にたくさんの人が訪れていたのだろうか、土台の隣には小さな白い祠があり屋根には十字架が取り付けられていた。

帰りにもう一度漁港に寄って水揚げされたばかりの魚介類をよだれを飲みこみながら見学し、彼の運転でぐるっと遠回りしながら宿に戻った。ゴアといったらビーチやパーティーなんだろうけど、シーズンオフにはこんな過ごし方も悪くない気がする。

まあ隣に女の子がいたら違うんでしょうけどね。親方!空から女の子が降ってきません!

 

Double Beat – Avenida Revolucion


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