DAY 020 Preparation to leave this fabulous city

昨晩オーツに「明日病院行って追加の予防接種してくるわー」と宣言してしまった手前、正直言って気は乗らないがスネークファームの赤十字病院に行くことにした。

バスに乗る前に腹ごしらえをしようとここ数日通っている食堂に行ってごはんとおかずを選んだのだが、ひき肉と唐辛子の炒めものを指さしたら「スパイシー!」とおばちゃんが注意してきた。昨日も別のおかずで同じこと言ってたけど全然大丈夫だったので「水あるしおれタフガイ」と言ってそのまま注文。そしたら今日のやつは本当に辛くて辛くて、いくら水を飲んでも口の中がヒリヒリするのでセブンイレブンで甘いコーヒー牛乳を買って飲んでやっと収まった。

一度バスを乗り換えて無事にスネークファーム前に到着。20日前は敷地に入って一歩歩くたびに絶望してたなあと懐かしさに浸ってしまった。もう診察券を持っているのでサクッと手続きを済ませ、血圧を計る部屋に行ったらそこには先日4ショット打ってくれたおっちゃんが!自分の顔を見た瞬間すんげえ笑顔で「今日は何本いっとく?」と聞いてきた。「うーん、一応一本だけの予定だけどドクター次第やね」と答え、血圧計に腕を締め付けられている間しばし雑談。

カウンセリングしてくれたドクターも同じ人で、「腸チフスとあと何かおすすめある?」と聞いたら「ポリオと狂犬病も打っとけ」という答え。そんじゃ今日はおじさん3本打っちゃうぞーとノリノリになれるわけなく、嫌なものはやはり嫌なので少しテンションを落としつつワクチンを購入して診療室へ。今日の執行者は年季が入ったおばちゃんで、前回のおっちゃんとは違い「はいそこ座ってー。スー(ワクチンの液体を注射器に入れる音)、パキッ(注射器の先端を適切な長さに折る音)。はい腕出して」とこちらに狼狽する時間を与えることなく3ショットが終了した。あっけなさすぎ。

病院を出てまたバスに乗りシーロムのスーパーリッチをいう両替屋へ。明日コルカタに到着してタクシーを使うためのインドルピーがいくらか必要なのだが、コルカタ空港のATMはしばしば使用不可の場合があると聞いたので前もって用意することにした。かなり繁盛している両替屋なのでバーツ→ルピーですんなり両替終了。

帰りはビクトリアモニュメントまでBTSに乗り、降りて改札を抜けたところにあったジュース屋のメニューにヨーグルトという文字が見えたのでちごヨーグルトを注文。最近飲むヨーグルトが飲みたかったのだが売っているところを全然見つからなかったのだ。40バーツで美味しい乳酸菌を堪能し、今日何回乗ったかわからないバスに乗って宿の近くまで戻る。

バンコクはバスを使えるようになると安く市内中を移動できるのだが、外国人旅行者が何も知らずに乗るにはかなりハードルが高い。そこで現代の伝家の宝刀Google Maps、完璧ではないがかなり正確にバスや電車、ボートの乗り換えを表示してくれる。SIMフリーのスマートフォンやタブレットを持っている人は数日バスを使えばSIMの料金の元は取れちゃうので是非試してみて下さい。自分はDTACのSIMをドンムアンの売店にて300バーツで購入してその場でセットアップを頼み、ラオスから帰ってきた後はDTACショップに行ってトップアップしてもらった。そんなやわなことするなんてバックパッカーじゃない!とお叱りを受けるかもしれないが便利なもんは便利なんすよ。

宿に戻るとアルバイトで働いている学生の女の子が紙袋を持ってきてた。そこにはスペシャルプレゼントという文字が書いてあり、なんとフィッシャーマンズパンツが入っていた。合計10日間ほど宿泊しているし友人を紹介したりもしたからだろうか、なんとまあ嬉しいおもてなし。ありがたく受け取って記念撮影、今回は全身の写真だったので反射的に明石家さんまのあのポーズをしてしまったのはご愛嬌。あーもうほんとバンコクから出たくねーわ、飯美味いし宿は快適だし娯楽たくさんあるし女の子は可愛いし!

 

Holy Fuck – Lovely Allen


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