黒歴史と白歴史

ぼちぼちブーツの季節になってきたのでダナーを引っ張りだしてきて、最近手入れを怠っていたフォーマル用の革靴と一緒にメンテナンス。とはいっても買ってからずっと手入れしている訳ではないので気休め程度ではあるが、やらないよりはマシだと言い聞かせつつ。

ダナーは基本秋冬だけしか履かないが、気づけばもう8年以上の付き合いになった。確か22歳ぐらいの正月に帰省したら大雪で、スニーカーではきついなあと思いながら靴流通センター的な店を覗いたら何故か置いてあった。しかも在庫処分かなにかで半額だった気がする。思えば台風直撃直前の屋久島ロケでびしょ濡れになりながら重たい三脚を担いで縄文杉登山した時もこれを履いていた。まあ下山中に脚を挫いてしまったのだが、ダナーのせいではないはずだ・・・

右に写っているのは高校生の頃通っていた地元の古着屋で一目惚れして買ったもの。今考えると信じられないが当時は冬のバリバリアイスバーンな道もこいつで歩いていた。中古で9000円ぐらいと当時高校生の自分にとっては悩んでしまう値段だったが衝動には逆らえなかった。しかしこのコムデギャルソンの革靴、まさか田舎で高校生に学ランで履かれるとは思っていなかっただろうなあ。

思えば自分の趣味趣向は昔から一貫しているものも多い。もちろん中学時代にはでっかく鷲がプリントされたハーレーのシャツを着たり煙草を吸わないくせにBudweiserの刻印が入ったまがいもんのZippoを買ったりと黒歴史もちゃんとあるが、同時期に買った初ナイキのエアモックは時を経てジャングルモックに形を変え今も愛用しているしG-SHOCKに至っては人生の半分くらいの時間は腕につけているんじゃなかろうか。しかしあの時代はなんか狂ってた、空気が入ってる靴を履いてるだけで狩りに遭うなんてヨハネスブルグもびっくりである。

そういえばCDが200万枚売れるのなんて珍しくなかったTK全盛の頃、ラジオから流れてきて衝撃を受けて買ったUAのファーストアルバムを同級生にものすごい馬鹿にされたこともあった。そりゃあ安室ちゃんや華原朋美に比べたらかわいくなかったけどね、小室プロデュースでもなかったし。ただ今そいつに会ったら脈絡もなくいきなりドヤ顔してしまいそうな自分が大人げなさすぎて情けない。。。


Pearl Jam – Better man


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