イン・フロント・オブ・スクリーン

なんやかんやと仕事でもないのに慌ただしかった週末。世間というかテレビは総選挙の話題で持ちきりだったが、自分も投票に行ったのでそれなりに結果は気にしていた。テレビをぼーっとつけていたら選挙前にTHE MANZAIが放送されていてこれが意外と面白い。「ブスは待つ」という偏見極まりないがゆえの名言も聞けてしまったし。

大方の予想通り自民党の圧勝、正確には民主党政権へのカウンターがもろに反映された結果に特に異議はない。ただ少し引っかかったのが、投票日明けの今日の夕方に放送されていた番組の「あなたはなぜ選挙に行かなかったのですか?」という街頭インタビュー。その中の「わたしが行っても特に変わらない」「政党が多すぎてわからん」「天気よくて暖かかったしお出かけしてた」という答えそのものではなく、インタビューを受けている人々の表情が半笑いだったことです。

選挙に行かない事それ自体は非難されるべきではないと思うけれど、「別にいいじゃん、悪いことしてないし」的な態度で堂々かつ和やかにインタビュー受けれちゃうムードはちょっと不味いんじゃないかと思う。少なくとも自分が選挙に行ってなかったらそんなインタビューは受けれないし、ごめんなさいと謝りつつ早々に立ち去るだろう。「選挙に行かずんば人に非ず」は行き過ぎだが、「えー選挙行ってないん?ダッサ、あんたとのこれからの付き合い考えるわ―」ぐらいの風潮があってもいいんじゃないんでしょうか?

そんなモヤモヤを抱えつつ日曜の夜に途中まで観たエヴァ破のDVDを見終え、ついさっきエヴァQのレイトショーへ。普通にと言うと語弊があるのかな、でも単純にすごく面白かった。結構重度なエヴァマニアの知人から「Qはすごいよ、見終わっても全然頭の中グッチャグチャ。ネットでも論争が巻き起こってるしこれは問題作!」と半ば脅しのように吹きこまれていたので最初のうちは身構えながら観ていたのだが、気づけばどっぷりスクリーンに引きこまれ水銀灯が点く頃には抜け殻になっちゃったくらい楽しめました。

あといろんな意味で面白い、あるいはエキサイティングな映画を見終わった帰り道にiPodで聴く音楽はいつも迷ってしまう。今晩は脳みそが興奮状態だったのでボーカル有りはもってのほか、テクノなどダンスミュージックも聴きたくない、静かだけどアンビエントでもない、親指がくるくると回って出てきたのはNETWORKS。

NERWORKS-Bil


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