一夜明けても状況は好転せず、アメリカビザの面接の予約が完了できない。サポートからの返信も来ていないので直接ビザセンターに行ってみることにした。
空港近くのエル・ドラド駅までトランスミレニオに揺られていく。このトランスミレニオ、専用レーンを走るため渋滞など関係なしのなかなか素敵な公共交通機関なのだがわりとスピードを出した状態から停車駅で急ブレーキをかけるために結構ぐらっとくる。結局最後まで停車する度にゆらゆらぐらぐらしていた。
郊外にあるビザセンターはかなり大きな複合施設に入っていた。たくさんのオフィスとたまにスタバやサブウェイ、ボゴタって都会なんだなと改めて実感させられた。
ビザセンターの中に入って「オンラインで予約が出来ひんからわざわざ来たんや！頼むでほんま！」とカウンターの中にいる兄さんと別嬪さんに説明する。
もうすでにアメリカ行きの航空券を買っているので急ぎなんすよと伝えたものの面接は最短で明後日金曜日と週明け月曜日になるという無情な回答。「昨日の時点で明日の面接たくさん空きあったじゃん、見たよ！」と言っても兄さんも別嬪さんもただ首を振るばかりだった。どぉなっちゃってんだよ、ほんと。
The American Dollar – The Slow Wait Pt. 2
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