DAY 155 Longing for something big and wide.

パスポートのコピーを切らせていたので途中でネット屋に寄らなければならず、タジキスタン大使館には徒歩で向かう。MapのGPSが上手く作動してくれたおかげで迷わずに到着、申請も無事に終わった。

元々はタジキスタンに行くつもりはなかった。イランビザがややこしいからとかこれまで会った旅行者の話を聞いて行きたくなったから、キルギスから行きやすいからなどいろいろあるが一番の理由はだだっ広いところに行ってみたいくなったからだと思う。

エチオピアのハラルからアディスアベバに戻る途中にバスの窓に映る草原を見ていて途中下車したくなった気持ち、あるいは後悔をまだ引きずっているのかもしれない。快適で楽しくはあったがどこか物足りなさを感じていた中欧で知らず知らずのうちに溜まっていたフラストレーション、それを他力本願なのは承知でがつんと吹き飛ばしてもらいたいのかもしれない。

しかしタジキスタンの高原地帯の移動の話を聞くと大変そうでモチベーションがぐいぐい下がる。寒い季節じゃないからまだましなんだろうけど、でも本当に面倒くさいのと腰が痛くなりそうな移動は大嫌いだ。でもビザの申請もうしちゃったし。ああ、行きたいけど行きたくねえなあ。

 

Foals – What Remains


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