「チャイナ？ジャパン？」、アディスアベバを歩いていると誰かに必ず言われるフレーズのひとつだ。時々そこにコリア、フィリピン（パッキャオ効果復活か）、サウスアフリカなどが加わったりする。
歩いていると男たちはそこらへんで平気で立ちションしているし、ストリートチルドレンなのだろう子どもたちはハイにラリなガスを詰めたペットボトルを片手に煙草をせびってくるし、多くの車のマフラーからは日本の排ガス規制の基準値を余裕でぶっちぎっているだろう白煙がもくもくと吐き出されている。
この混沌とした雰囲気はインド（のちょっとした都市）に似ているようで、でも全然違う。ただし美しい女性が多いということ、そして女性の写真を撮るのがなかなか難しいというところは共通している。
ローカルマーケットで買った派手派手なサッカーエチオピア代表のユニフォームは土産にしようかと思ったけど着てみたらしっくりきたので自分用にしよう。というか朝晩はちょっと冷えるし普段着にすることに決めた。コーヒーはどこで飲んでも最高だし、飯も寝かせすぎたインジェラ以外は美味しく頂けそうだ。キブイエでずっと感じていた停滞感なんて、もうすっかり忘れてしまった。
Delorean – Keep Up
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