ウズベキスタンビザの申請はあっけなく終わった。大使館の門の前で知り合った日本人旅行者の人たちと一昨日行ったラグマンの美味いレストランで昼食を取り(今日も美味かった)、マルシュに乗って宿に帰る。
心配していた昨日のトレッキングの後遺症だが、ぐねったのは左足首なのに起きたら右足首もちょっと痛くなっていてケツの筋肉もパキッと固く痛い。今日はビザも申請したし、あとは夕飯の買い出しまでゆっくり養生しよう。
夕方、いつもの通り近くのバザールへ数人で買い出しに。桃とメロンが旬で安いらしく、歩いていると熟しきったいいにおいが鼻に飛び込んでくる。しかし野菜も果物も豊富でとても安い、並べられている札を見ていると物によっては1kg10ソムぐらいから買えてしまう。逆にバナナなんかは輸入なので1kg80ソムと高級品になるみたいだ。
とある看板が目についてカメラを取り出した。写真を撮ったあとでうしろにいたおっさん二人が「何撮ってたんだ」と聞いてきたので「看板。かっこいいもん」となんとなく伝えるとおかしな奴だなという風に笑っていた。
看板は一緒に描いてあるイラストから察するに靴の修理屋のものなのだろう。確かに地元の人からしたら「なんでこの観光客こんなもん撮ってんだ?」となる。しかし自分にとっては「意味は知らんがかっけー、レタリングも素敵だー」というだけでグッときちゃうのだ。
ほんですっと実感する。あ、これって漢字TシャツやSuperdryの意味不明な日本語プリントの服(結構高め)が売れる理由と同じだと。全く異質な文字って違う文化圏の人間からしたら単純に見た目で判断しちゃうのだと、薄々わかってはいたけど今ちゃんと理解した。これからは変な漢字タトゥーとか見てもあんまり笑えないっす。
Richard H. Kirk – Clandestine Transmission
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