DAY 160 Misha is like Misha.

タジキスタン大使館にパスポートを預けに行った帰り、ちょっとした屋外レストランの前を通りかかったら何やら美味しそうなにおい。一瞬立ち止まって中を見たがラグマンやガンファンは置いていなさそうなのでちょっとスルー、と思ったのだが声を掛けられたので誘われるがままに中に入った。

声を掛けてくれた若い男が煙がもくもくしている中でっかい串焼きを焼いているでっかいおっさんに向かってカメラのジェスチャー。撮れと言ってくれているみたいだ。ちょうど昼時だしと値段を聞いたらちょっと高め、食べないのに写真だけ撮らせてもらうのはいかがなもんかと迷っていると横にいた女の子が英語で助け舟を出してくれた。

肉と玉葱がごろごろ入った丸いサモサみたいなパンを試しに一個買うとさっきの若い男がテーブルに座って手招きしている。同じテーブルに座るとチャイをカップに注いでくれた。いつの間にかでっかいおっさんと女の子も同席していて従業員の昼休みにお邪魔した形になる。

ずっと豪快に乳首をポロリしているでっかいおっさんの名前を聞くとなんとミシャ、ビシュケクに着いた日に行った蚤の市でたくさん見かけたモスクワ五輪の熊のマスコットと同じ名前だ。妙に、というか凄くしっくり。

ミシャのおっさんは見た目通りざっくばらんで、自分が独身だとわかると隣の女の子を指差して手で飛行機の形を作り「ぶーーーん、やぱん」と言ってがっはっは。もう言葉が通じなくても何言ってるかわかります。どこの国でもおっさんが言うことって大体一緒なんすね。

 

Tanlines – Z

ポートフォリオに Addis Ababa, Bahir Dar, Gondar, Harar を追加しました。


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