俯瞰とNFL

常にどこかしら変化し続けている大阪駅周辺。この横断歩道は朝晩渋谷のスクランブル交差点ばりに集まった群衆がそれぞれ好き勝手に歩いていて、最初にこの横断歩道を渡った時はよくもみんなぶつからずに歩けるものだなと感心した。赤信号の横にカウントダウンされる数字が表示されているあたり大阪人のせっかちな気質が表れている。

たまたま今日は大阪駅前の歩道橋を通って西梅田方面に用事があったため俯瞰で見ることができたが、最近というか京都に引っ越してきてよく見るようになった俯瞰図といえばNFLだ。5年ほどテレビを持たない生活を続けていたのでそんなに見ないだろうとの予想は見事に外れ、特にそれまで無縁だったアメフトというスポーツがテレビで観ると非常に面白い。

素人目線ながらアメフトはテレビ視聴に非常に向いているスポーツだと感じる。サッカー中継でよくある俯瞰の視点からフォーメーションや全体の動きを把握しつつ、ワンプレーごとに間があくので野球のようにリプレーが頻繁に流されて様々な角度から検証し堪能できる。アメリカでMLBやNBAなんて目じゃないくらい圧倒的な人気があるのも頷ける。ただしテレビで観ていて面白いのはあくまでNFLで、少し前に日本の社会人チームの試合がテレビで放映されていたのでちらっと観たのだが同じ競技とは思えなかった。

現在はレギュラーシーズンが終わりプレーオフも大詰め、先程録画していたリーグチャンピオン決定戦を見終わったの49ersのQBキャパニックの動きが凄すぎた。とりあえず49ersを贔屓しながらスーパーボウルまで見届けたい次第。あとしばしば試合中に映し出されるベンチの選手たちが極彩色のゲータレードを飲んでいる光景は日本人でよかったと思わせてくれたりもする。


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