DAY 365 Red Waves.

雨音、激しめ。昨夜遅くに降り出した雨は恐れていたとおりに降り続いていた。中庭のタイルに激しいドラム・ソロのように叩きつけ跳ね返るさまを見てちょっと途方に暮れる。

昨夜予約したマニサレスのホステルに駄目元でFacebookからメッセージを送ってみる。予約の日程を一日ずらせないかというこちらの急な要望にもかかわらず快く了承してくれて一安心。そして延泊を決めてほっと一息ついてついたらなんか雨弱くなってた。ほんで30分もしたら晴れてやがんの、はいはい暑くなりそうですね今日も。

滞在客の一人が「夜にサッカーの試合があるよ」と教えてくれたので気を取り直す。そうだ先週はなんだかんだで行けなかったのだ。徒歩10分の距離に立派なスタジアムがあるので見に行かない理由が無い。よし行こう、どうせならパチモンのユニフォームでも買って地元のファンに媚びていこう。

夜、スタジアムの周辺全体がざわめいていた。オフィシャルの窓口でチケットを買うのは大変そうだったのでそこらへんのダフ屋のおっさんから買ってセキュリティの列に並ぶ。やっと自分の番が来たと思ったらまさかの大誤算、カメラ持ち込み不可という無慈悲な通告。

一緒に並んでいた旅行者たちに先に入ってくれと言って別れちょっと考える。宿にカメラを置いて戻ってくるのは論外、コンデジはケースに入っているので無理矢理誤魔化して再トライしようとちょっと離れた入口の列に並び直す。「これ何だ」「セルラー(精一杯の巻き舌)」「よし通れ」、よっしゃ。

自分のチケットだけ指定席だったので合流を諦めて二階スタンドに上がる。ごつめのおっさん二人に挟まれて見るからに肩身が狭そうな空席に案内されてちょっとテンションは下がったがしゃーない、すでに始まっている試合に集中しよう。

試合は終始ホームの赤が優勢だった。前半の時点でクロスからの綺麗なヘディングで先制したので皆ちょっと余裕を持って観戦している雰囲気。そして周りのおっさんどものスペイン語の意味が何となくわかるような気がして面白い。

「(よくそこのスペースに気づいてパス出したな、)えらい!」「なんでそこでフェイント入れる必要があるんじゃ!たまきん千切ったろか!」「おいおい、あいつ宇宙に向かってシュートしよったでー」など。

後半ちょっとダレてきたところでミドルシュートの追加点が入り結局ホームチームが快勝した。グアタペもデブ専の美術館も行ってないけどこれでメデジンに思い残すことはもうそんなにないはず。明日こそは移動だ。移動しよう。移動したくねえなあやっぱり。

 

Phantom/Ghost – These Days [Sascha Funke Mix]


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