DAY 337 Drive away from the rain.

今日も雨。昨夜一緒にいる旅行者と相談して雨が降ったらもう一泊滞在するのを止めてサンティアゴ・デ・クーバに戻ろうと決めたのでビアスールのオフィスに向う。

幸い今日のサンティアゴ行きに乗れそうなことがわかりパッキングを済ませた。チョコの家でチョコアイスの食べ納めをするはずだったがチョコが品切れでストロベリーを頼む、があんまり美味くない。午後になったらチョコ再開らしいけど多分時間ねえだろうなあ。

荷物を部屋から出してカサのリビングに置いて昼食へ。一昨日行ったカウンターだけの小さなレストランに行くと「最近海が荒れてるから今日も魚は無いの」とのこと。でもここのウェイトレスのねーちゃんもコックのにーちゃんもサービスが良いから来たので問題ない。前回と同じく盛り付けも凝っていて美味かった。

夜になりサンティアゴに着いた。広く整備された道路はからっと乾いていてひとまず天気の心配はしなくて良さそうだ。夕食を済ませてカサに戻りベッドに横になっていると突然の揺れ、でもそんなに大きくない。トリニダーに滞在していた時も夜中に地震があったらしいがすでに寝ていたので全然気づかなかった。

ドアがノックされる。カサの主人が「地震だ」とわざわざ伝えにきてくれた。日本は地震に慣れ過ぎているがちょっと揺れただけで他の国では一大事なのだ。トリニダーでも地震の翌日は誰も彼もその話でも持ちきりだった。「自分は日本人だから慣れてるし大丈夫だよ。そんな強くなかったし」と言うと主人は成る程という顔をして、でも顔を少し強張らせたまま去っていった。

 

M83 – Coloring The Void


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