DAY 323 For the life after…

昨日は宿が満室だったのでリビングのソファを寝床にしてもらった。寝心地は悪くなかったし電源もWiFiルーターも近かったので全く不便さはなく、夜明けと同時にすっきりと目が覚める。

今日やるべきことは明日のカンクン行きのバスチケットを買うことだけ。でもサンクリストバルの土産の評判がわりといいので買い出しついでに教会前の土産物露店街に立ち寄ってみった。

まじか、グアテマラであんだけ買ったのに結構くすぐられるのがあるぞ。うーん、キューバで送る物用のかばんはちゃんとパッキングしたらまだ余裕があるし買い足そうか。待て待て、まずはパッキングが先だ。

逸る心をなんとかなだめて食材と日用品を買って一旦宿に戻り昼食を済ませた。一服してバスターミナルにチケットを買いに行く前に宿の人々によさげな革小物の店があるか尋ねて回る。日本で10年近く愛用していた財布がいい加減ぼろぼろになってきたので旅行中にぐっとくるのがあれば買おうと思っていたのだが見つかっていなかったのを思い出したからだ。

薦められたのは日本人の女性が製作と販売をしている店、でも今日は閉店しているらしい。管理人の男性が履いているモロッコでよく見かけたバブーシュのようなかっこいい靴もその女性にオーダーしたらしい。あれ、財布が欲しかったはずなのに靴も欲しくなってきたぞ。やべえ傾向だ。

今になって急に財布のことを思い出したのは帰国後の生活について頭のどっかが無意識に準備し始めたからかもしれない。冬と春の狭間からリスタートする予定の何も定まっていない日本の生活に少しでも楽しみを増やしたいということか。うん、我ながら単純なことで。

 

I Am Robot And Proud – Mono The Planet


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