マドリッドからポルトに向かうバスはがらがらだった。席は二つ使えるしWiFiもストレスなく使えるし快適過ぎて寝付けない。カサ・ダ・ムジカ近くのバスターミナルに到着したのはまだ夜も明けきらぬ時間だった。一昨日フェズに着いた時と全く同じ状況じゃん。
寒すぎるのでメトロの駅に向かう階段を降りる。うん、何もない。始発待ちの人がプラットフォームにいるだけだ。時間を潰したいが場所がないのでうろちょろしていると駅員の兄ちゃんが声を掛けてきて一緒に地上に上がって早朝から営業しているカフェに案内してくれた。ポルトの第一印象良すぎ。
その後ホステルにチェックイン。行ってみてネットでの評判が最高な理由がわかった。広いし清潔感があるし、何よりキッチンの使い勝手良さそうなのが素晴らしい。近くにLiDLもあるし三食全て自炊出来そうな予感がする。
一眠りして買い出しに行きトマトクリームのパスタを作る。トマトペーストではなく生のトマトで作ってみたらなかなかいい出来。食後に同じく今日チェックインしてきたバルセロナ在住の男性(福岡出身)とワインを飲みつつ話し込む。
「福岡なら野球はホークス?」「や、自分ロッテファンなんです」「うわ珍しい。世代的に見てたのは初芝とか黒木、あとサブロー?」「まだ大村時代っすね。あと大村ってもう一人いました」「うーん、ポルトで初芝の話をするのって我々が最後かもしれんねえ。や、むしろ最初?」
bloodthirsty butchers – No.6
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