買っておいた食材はほとんど使い切った。ちょっとだけ残ったオリーブオイルとにんにくはキッチンに置いておけば誰かが使うだろう。荷物をまとめてラゲッジルームに放り込みあとは夜になるのを待つだけだ。
ベルリンの見どころを全て見て回ったとはとても言えないけれど全然外に出る気にはならない。結局近所のスーパーに行った以外はずっとホステルのリビングで過ごした。
メッセージが届いたのでバックパックを背負って駅に向かう。なんだかんだ長いこと拠点にして過ごしたモアビットもこれでお別れだと思うとちょっと切ない。何があるわけでもないところだったが悪くないところだった。
友人の家に移動して鍋を囲む。まるまるぶち込んだ玉ねぎが美味い。酒がどんどん進むので追加で近くのキオスクに買い出しに。店員のフランクな兄ちゃんが勧めたちょっと高めの赤ワインは不味いわけじゃいけれど値段相応とは言いがたく、酔いが回って顔を赤くした友人は「今度行った時文句言わなきゃなあ」と言った。
Lymbyc Systym – Notations
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