DAY 248 Nostalgic Chemical Smell

写真展巡りの日。教えてもらったベルリンの写真展サイトから面白そうなところを二つピックアップして地図を調べる。電車の切符が安くないから行きは歩いて行くか、まずは5km。

戦勝記念塔のあるでっかい公園を通り抜けていく。公園の敷地に一歩足を踏み入れると落ち葉が至るところにこんもり降り積もっていた。途中でバウハウスの展示館があったがあまりにも小さかったのでスルーしてそのまま南へ。

目的地周辺に到着。地図によるとこのビルのはずなのだが看板も表札も見当たらない、個人ギャラリーだからか。中に入って全てのフロアを確認したが空振り、念のため隣のビルも見てみたが駄目。誰かに尋ねてもよかったが時間の余裕が無かったので次の写真展に向かうことにする。

次の写真展の場所はベルリンに着いて最初に泊まったホステルのすぐ近くだった。なんか無駄なことしてんなあと少しげんなりしながらミッテの中心部を横切る。あ、ユニクロ見っけ。靴下とかちょっと欲しいけど日本と違って安くないみたいだからいいや。

テレビ塔が見えた。ようやく到着、さすがに合計で10km歩くとちょっと疲れる。3ユーロ払って見たグループ展は3ユーロ分の価値はじゅうぶんにあったと思えるもので、そして会場の奥のDARKROOMと書いてある部屋から漏れてくる懐かしい薬品の匂いがまたよかった。

電車に乗ってホステルに帰りパスタを茹でて食べる。満腹になってきたところで眠気、まだ10時だけどちょっと横になろうかな。起きて気が向いたらベルクハインに行ってみるか。

 

Tycho – See


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