DAY 139 A country town

バスターミナルからポプラド行きのバスは定刻で出発した。いつの間にか眠りこけていて起きたらもうポプラドのバスターミナルに到着していた。あっけなさすぎてスロバキアに入国した実感なんて全然湧かない。

ホテルに到着してチェックインを済ませる。安いホステルが見つからなかったので久々の個室だった。「ス」という一文字がないだけで部屋は別物だ。キッチンがないのが不便ではあるけれど誰にも気を使わなくていいというのは素晴らしい。

最寄りのスーパーに買い出しへ。国が変わったのでまた普通の水と炭酸水の見分けがつかなくなってしまった。炭酸水も嫌いじゃないんだけど油断すると開封した瞬間に噴射しやがるので気をつけないと。

スーパーからホテルに戻る途中空がとても広くなったことに気付く。平地で高い建物がほとんどないせいか町全体がゆったりしている。もし自分がこの町で生まれ育ったら一度は外に出て行くだろう。若ければ若いほど、この退屈さと紙一重な長閑さに耐え切れる気がしない。

 

LFO – Nevertheless


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