DAY 103 A Drawing and Discarding Night

昨夜から降り続いていた雨はホテルを出る直前に止んだ。誘ってもらったタナ湖の修道院を巡るボートトリップは和やかかつ賑やかに始まり、ちょっとした遠足のようだった。

多分自分一人だけでは絶対に行かなかったはずだ。チャーター料金も安くはないしガイド代や入場料などを含めたら結構な出費になってしまう。今回は大人数で参加したので出費が抑えられたのもありがたかったし、日本語が通じるので快適で楽しい一日になった。

修道院の壁画はそれなりに興味深かったが驚きよりも「なるほどなるほど」といった感じ。どちらかというと誰かが適当に描いたであろう扉の落書きのほうが面白かった。それと修道院に併設されているミュージアムに展示されていたかつての皇帝たちの衣服や装飾物が溜息が出てしまうくらいシックかつゴージャス。

船着場に戻ってくるともう昼をだいぶ過ぎていたので魚料理を出すレストランへ。魚とインジェラの組み合わせは非常に美味で、今のところよき言われる「味はゲロ」的なものには遭遇していない。個人的にはインジェラよりも白いウガリのほうがしんどかったなあ。

夜にはコルカタ以来の麻雀に誘われたのだが凄腕揃いで大苦戦。というか役満を和了られた場面では悔しい気持ちよりもただすげーと驚いていた。エチオピアで四暗刻、なかなかレアな場面に立ち会えたと思う。あとちょいちょい麻雀漫画「哲也」の話が出て懐かしかった。ダンチ、印南、房州さんとたくさんいる印象的な登場人物の中で一番好きなのは金貸しの信でした、眼鏡のフレームが超かっけーので。

 

ORIGINAL LOVE – STARS


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です