ニャブゴゴ・バスターミナルのすぐ近くにあるゲストハウスに滞在している。そしてこの宿に移ってきてからは同じ食堂にしか行っていない。ムランビの記念館に行って帰ってきた一昨日の夜にたまたま入った、ライムグリーンの壁に囲まれた食堂で最初に頼んだのはライス・ミート・サラダの組み合わせだった。
ルワンダではビュッフェ形式が一般的らしいのだが、ここは食べたいものを言うと一枚の皿に盛り付けて持ってきてくれる。何種類頼んでもお値段は1200ルワンダ・フラン。そして運ばれてきた皿にはライスが山ほど盛りつけられていて完食することができなかった。
昨日の夜は店員のねーちゃんに「壁の写真のオムレツって頼めるの?」と聞いたら「いろんな具が入ったスペシャル・オムレツがあるわよ」と言ったので初日の3つの組み合わせにスペシャル・オムレツを追加で注文した。だが後から考えるとこの時点でもう少し確認しておくべきだった。
少しして一枚の皿が運ばれてきた。しかし自分の予想とは違ってその皿には大きなオムレツだけで、ここでようやく自分の間違いに気付いた。一昨日の教訓を活かしすべく今日はオムレツを追加して結果皿に盛りつけられたライスの量は減るはずだと考えていた。しかしスペシャル・オムレツは文字通りスペシャルメニューだったのだ。
ナイフでオムレツを切ってみると中にはポテトフライ、肉、玉ねぎがぎっしりと入っていた。もうこれだけでお腹いっぱいになりますやんかと呆然としていると店員がもう一枚の皿を持ってきた。昨日と同じ山盛りのライスが乗った皿を。気持ち悪くなる寸前まで口に入れ続けたがギブアップ、やはりライスは完食できずじまい。しかもスペシャル・オムレツは単品で1500フラン、値段もスペシャルだった。
今日こそは完食できるベストな組み合わせで頼んでやると昼過ぎに食堂へ。さすがに顔を覚えられたらしく店員の一人から何故かハイタッチを求められた。そして注文はパスタ・ポテト・サラダ・ミート。ライスは鬼門なので外してみる。
数分後、目の前に置かれた皿を見て思わずにやけてしまう。3度めにして初めて適正なバランスの食事が運ばれて来たのだ。3種でライスが入る組み合わせにすると自動的に大盛りになるが、4種以上になるとそれぞれがほどほどの量になるとやっと理解する。さっきも夕食を食べに行って昼の注文からパスタをライスに変更してみたけど常識的な量だった。
とまあ、昨日まで3日連続で長めのバス移動が続いていたので今日は宿と食堂の往復だけして終わった。もう大丈夫だろうと信じているがぎっくり腰の恐怖はそうそう忘れられないし。ごくごく平和な、何もないし何も起こさない一日。
HALCALI – ストロべリーチップス
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